労務ニュース

入職率、離職率ともに4年ぶり増加

[参考資料]

    -09年度雇用動向調査

 8月5日に厚生労働省が発表した2009年の「雇用動向調査」によると、昨年1年間に仕事に就いた人(入職者)は684万人、退職や解雇で仕事をやめた人(離職者)は724万人で、常用労働者に占める入職者の割合(入職率)は15.5%(前年比1.3ポイント増)、離職者の割合(離職率)は16.4%(同1.8ポイント増)となり、入職率・離職率ともに4年ぶりに上昇したことが分かりました。

常用労働者の状況
 09年1年間の入職者は684万人、離職者は724万人で、この結果、常用労働者は、事業所の新設や閉鎖等の影響を除き、年初に比べて40万人減少し4,375万人となった。
 これを一般・パート別にみると、一般労働者は、入職者381万人、離職者427万人で差引46万人の減少、パートタイム労働者は、入職者303万人、離職者297万人で差引6万人の増加となった。
 また、入職率は15.5%、離職率は16.4%で、前年に比べて、入職率が1.3ポイント、離職率が1.8ポイントそれぞれ上昇し、0.9ポイントの離職超過となった。

産業別の状況
 入職者は宿泊業、飲食サービス業が121万人で最も多く、次いで卸売業、小売業が120万人、サービス業(他に分類されないもの)が57万人、離職者は卸売業、小売業が134万人で最も多く、宿泊業、飲食サービス業が117万人、製造業が108万人となった。
 また、入職率は宿泊業、飲食サービス業が33.2%で最も高く、次いで生活関連サービス業、娯楽業が29.1%、離職率は宿泊業、飲食サービス業が32.1%で最も高く、次いで生活関連サービス業、娯楽業が28.2%となった。(下図参照)
産業別にみた入職率、離職率

転職入職者の状況
 「一般労働者から一般労働者へ移動」した割合は52.2%、「パートタイム労働者から一般労働者へ移動」は7.7%、「一般労働者からパートタイム労働者ヘ移動」は12.1%、「パートタイム労働者からパートタイム労働者へ移動」は24.7%となった。

転職入職者が前職をやめた理由
 男性は「会社都合」が19.3%で最も高く、次いで「定年、契約期間の満了」が17.2%、女性は「定年、契約期間の満了」が14.8%で最も高く、次いで「会社都合」が12.6%となった。

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