09年就労条件総合調査 厚労省発表

★★7割が「職務・職種」を基本給決定要素に
    -09年就労条件総合調査 (厚労省発表)
 このほど厚生労働省が発表した2009年の「就労条件総合調査」によると、基本給の決定要素(複数回答)として「職務・職種など仕事の内容」を挙げた企業割合が管理職、管理職以外とも70%以上で最も高く、賞与に関しては両者とも半数以上の企業が「業績・成果」を主な決定要素にしていることが分かりました。


◆◆【賃金制度】◆◆
◆《基本給の決定要素》◆
 基本給の決定要素別(複数回答)に企業割合をみると、管理職では「職務・職種など仕事の内容」が77.1%(前回01年72.8%)で最も高く、次いで「職務遂行能力」が68.5%(同79.7%)となっている。
 また、管理職以外でも「職務・職種など仕事の内容」が71.8%(同70.6%)で最も高く、次いで「職務遂行能力」が67.5%(同77.3%)となっている。 ※産業別に関しては下表を参照のこと
産業別にみた基本給の決定要素別企業数割合(複数回答)

◆《基本給の決定要素となる「業績・成果」の主な内容》◆
 「業績・成果」を基本給の決定要素とする企業について、その主な内容をみると、管理職、管理職以外ともに「短期の個人の業績・成果」とする割合(管理職26.5%、管理職以外50.9%)が最も高く、次いで「長期の個人の業績・成果」(管理職24.7%、管理職以外28.5%)となっている。

◆《賞与の主な決定要素》◆
 08年中に賞与を支給した企業について、賞与の額の主な決定要素をみると、管理職、管理職以外のいずれも半数以上の企業が何らかの「業績・成果」を賞与の決定要素としており、これを内容別にみると、「短期の個人の業績・成果」とする企業(管理職18.1%、管理職以外30.4%)が最も多く、次いで「短期の事業部門、会社の業績・成果」(管理職17.2%、管理職以外13.6%)となっている。


◆◆【定年制度】◆◆
◆《定年制》◆
 定年制を定めている企業割合は91.8%(前回08年94.4%)で、そのうち「一律に定めている」は98.5%(同98.4%)、「職種別に定めている」は1.1%(同1.1%)となっている。

◆《一律定年制における定年年齢の状況》◆
 定年年齢を「60歳」とする企業割合が82.4%(前回08年85.2%)で、「63歳以上」16.0%(同13.5%)、「65歳以上」13.5%(同10.9%)となっている。

◆《勤務延長制度および再雇用制度の実施状況》◆
 一律定年制を定めている企業のうち、勤務延長制度および再雇用制度のどちらかまたは両方の制度がある企業割合は90.1%(前回08年90.0%)で、これを制度別にみると、「勤務延長制度のみ」11.3%(同11.0%)、「再雇用制度のみ」64.6%(同70.9%)、「両制度併用」14.2%(同8.1%)となっている。

◆《勤務延長制度、再雇用制度の最高雇用年齢》◆
 最高雇用年齢を定めている企業割合は、勤務延長制度がある企業で50.9%(前回08年50.8%)、再雇用制度がある企業で73.6%(同75.3%)となっている。
 また、最高雇用年齢を「65歳以上」とする企業割合は、勤務延長制度がある企業で90.8%(同84.4%)、再雇用制度がある企業で87.6%(同88.1%)となっている。


◆◆【労働時間制度】◆◆
◆《所定労働時間》◆
 1日の所定労働時間は、1企業平均7時間42分(前回09年7時間41分)、労働者1人平均7時間44分(同7時間43分)、週所定労働時間は、1企業平均39時間20分(同39時間21分)、労働者1人平均39時間00分(同39時間01分)となっている。

◆《年次有給休暇の取得状況》◆
 08年1年間に企業が付与した年次有給休暇日数(繰越日数は除く。)は、労働者1人平均18.0日(同17.6日)。そのうち労働者が取得した日数は8.5日(同8.2日)、取得率は47.4%(同46.7%)となっている。
※産業別に関しては下図を参照のこと
産業別にみた労働者1人平均年次有給休暇の取得状況

厚生労働省発表 2009年の初任給と対前年増減率

資料請求・お問い合わせ

花上社会保険労務士事務所
〒246-0023 神奈川県横浜市瀬谷区阿久和東2-5-13
TEL:045-360-5560/FAX:045-360-5561
E-mail:info@jinji-joho.co.jp
※ 「花上グループ」お問い合わせフォームはこちら