労務ニュース

セルフケア -職場のメンタルヘルスケア

セルフケア   職場のメンタルヘルスケア
 「労働者の心の健康の保持増進のための指針」(メンタルヘルス指針)では、策定された「心の健康づくり計画」を継続的に実施するにあたって、「セルフケア」、「ラインによるケア」、「事業場内産業保健スタッフ等によるケア」、「事業場外資源によるケア」の四つのケアを継続的かつ計画的に実施することが重要だとしています。

★セルフケア
 セルフケアとは、労働者自らが行うストレスヘの気づきと対処、自発的な健康相談、さらにはストレスの予防をいいます。
 セルフケアで重要なのは、まず1人ひとりの労働者が、「自分の健康は自分で守る」という考え方を理解し、ストレスに対処する知識、技法を身につけ、日常生活の場でそれを積極的に実施できるようにすることです。

【ストレスヘの気づき】
 ストレスを受けているときは、筋肉が固まる、気持ちがイライラして落ち着かない、気分が沈む、などの症状が現れることが多いとされます。こうした症状が現れた場合、通常の「疲れ」からくるものとは違った反応であると認識することが、「気づき」となります。
 そのためには、ストレスに関する調査票や情報端末機器などを活用して、セルフチェックを行える機会を提供することが効果的です。(下表を参照)
職業性ストレス簡易評価ページ 抜粋


【ストレスヘの対処】
 ストレスを軽減・除去する方法としては、まず、日常生活の中でもできる軽い運動をする、休養をとる、十分な睡眠を確保する、趣味などに時間を使う、などがあげられます。
 さらに、自律訓練法や呼吸法、ストレッチングなどのリラクセーション技法を身につけ実践すること、親しい人たちと支援ネットワークなどを作り、サポートを受けられるようにしておくことも役に立つでしょう。

【自発的な健康相談】
 労働者自身だけでは、自分のストレスに気づいたり、対処したりすることが困難な場合があります。そのようなときには、上司、監督者、衛生管理者などの社内の産業保健スタッフ、あるいは保健師や産業医などに、労働者が自主的に相談することが大切です。
 そのためには、メンタルヘルスケアに関する必要な情報やアドバイスが得られる体制作りや、相談が役立つことを労働者に周知させ、自発的に相談しやすくする環境を整えることが鍵となります。

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